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2018.10.19
桃井治郎准教授による講演会

桃井治郎准教授による講演会

10月19日、在日アルジェリア大使館サロンにて桃井治郎中部大学准教授による、「19世紀初頭のアルジェの変容」と題する講演会が開催されました。1515年から1830年までオッスマントルコ帝国に従属しながら太守(デイ)の下で独立性の強い統治が行われていたアルジェ(the Regency of Algiers)の歴史につき、米国および西欧列強との関係の変遷を中心に、お話がありました。英国海軍によるアルジェ砲撃並びにヨーロッパ人に対する北アフリカでの海賊行為に対する米国および西欧列強の対応など、我が国では、この時代のアルジェリアの歴史については、断片的には情報を得る機会があっても整理して学ぶ機会はほとんどありません。当時の絵画や地図を使った解説が大変勉強になりました。


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