大 中 小 日本アルジェリア協会 | 協会ニュース

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2018.01.26
豊田浩志氏による講演会

豊田浩志氏による講演会

 1月26日 在日アルジェリア大使館サロンにて豊田浩志上智大学名誉教授による「アルジェリア人アウグスチヌスの足跡を訪ねて」と題する講演会が開催されました。  豊田氏より、西欧の研究者はこれまでアウグスチヌスを自分たちと同じ西欧人として描いているが、同氏はこの大思想家を北アフリカ人であると考えているとの興味深いお話しを伺いました。また、豊田氏は年末にアルジェリアのローマ時代遺跡関連を訪問し、アウグスチヌスの足跡をたどる旅より帰国したばかりであり、同氏が訪問中に撮影した美しいスライドを楽しむことができました。  アウグスチヌスはアルジェリアのThagaste に生まれ、Cartagoにて大学教育を受けるがギリシャ語を学びそこねたため、ミラノにて挫折したこと、また、北アフリカの故郷へ帰郷後二度とイタリアに足を踏み入れず、北アフリカを自分の活動の場所とし、大量の著書書簡説教集を残したことなどを学ぶことができました。


2017.07.14
大前正也氏による講演会

大前正也氏による講演会

 7月14日、在京アルジェリア大使館サロンにて大前正也氏による「海事教育分野の技術協力を通じて培った仲間意識」と題する講演会が開催されました。同氏は1990年から1994年の第1期および2012年から2015年の第2期を通じて、ブイスマイル(アルジェより約45km西方)における上級船員養成学校を支援する我が国のODAプロジェクトに携わりました。四半世紀を超えるアルジェリアとのお付き合いの経験談を伺い、お話は、黒マグロおよび松茸などアルジェリアで豊富な和食の食材にまで及びました。日本側では神戸大学が前期上級船員養成学校の大学院教育向上を支援してきており、左記はアルジェリア側カウンターパートによる、神戸大学学長表敬訪問の際の写真(大前氏は二列目向かって一番右)です。


2017.06.02
第8回日本アルジェリア協会定例総会開催

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6月2日(金曜)在日アルジェリア大使公邸にて第8回アルジェリア協会定例総会が開催されました。2016年度の活動報告、会計報告および2017年度の事業計画・予算が了承されました。また、前年度の理事が新年度の理事として再任されました。また定例総会の機会に入会する新規会員もかなり出席し、ベンシェリフ大使よりご挨拶のなかで歓迎の意が述べられました。総会の後に同大使主催の懇親レセプションが開かれましたが、今回の総会はラマダンの期間に開催されたので、会員はアルジェリアのイフタール(断食明けの食事)をご馳走になりました。


2017.01.12
小野照政氏による講演会

小野照政氏による講演会1月12日、在アルジェリア大使館サロンにてJGC顧問(当協会理事)小野照政氏による "アルジェリア40年の変遷"と題する講演会が開催されました。同氏は1976年より一貫してアルジェリアの石油天然ガスに携わり、現在はJGCアルジェリアの社長をつとめておりますが、今回アルジェリアの石油天然ガス産業の発展につき、同氏の40年の経験にもとづく貴重なお話を伺うことが出来ました。
特にアルジェリアによる石油産業の国有化によりフランス企業が撤退した際、同国にはほとんど技術者はおらず、同国だけで石油天然ガスガス産業を担っていくのは極めて困難でしたが、日本企業日揮による事業がアルジェリアによるこの困難克服を助けた旨が明快に解説されました。
また小野氏により、アルジェリア在勤者にとり懐かしい風景を含む豊富な写真が紹介され、参加者は皆、同国の変遷に改めて印象付られました。


2016.10.24
在アルジェリア藤原聖也大使による講演会

在アルジェリア藤原聖也大使による講演会10月24日在日アルジェリア大使館サロンにて藤原大使による「転換期のアルジェリアと日本の対応」と題する講演会が開催されました。原油価格低落による厳しい経済状況下で経済の多角化を目指す最新のアルジェリアの事情につき全体を鳥瞰する大変貴重なお話を伺うことができました。同大使よりアルジェリアは転換期にあって、経済の多角化を目指しており、日本とアルジェリア関係を再構築し、関係を強化する好機であるとのお話しがありました。また、円借款およびJBICローンの再開が関係強化の好機であり官民連携の重要性が強調されました。経済界学術界から多数の出席があり、アルジェリアとの関係強化具体策および大統領選挙に向けての政治状況等につき熱心な質疑応答がなされました。


2016.09.30
ベンシェリフ在京アルジェリア大使ご所有の映画の鑑賞会

ベンシェリフ在京アルジェリア大使ご所有の映画の鑑賞会9月30日、在日アルジェリア大使館にてベンシェリフ大使のご厚意により、同大使が所有されているBouchareb監督の映画「Indigènes(英語タイトルDays of Glory)」を鑑賞する機会が設けられました。第二次世界大戦末期の1944~1945年、フランスがナチ占領からの解放のために戦った時代、フランス軍のために戦う4人の北アフリカ兵を描いた物語でした。自由平等を掲げるフランスのため戦った彼ら植民地出身兵への差別的扱いを含む様々な矛盾と戦争の残酷さが印象に残る暗い結末でしたが、参加者はカンヌ映画祭にノミネートされ、主演男優賞も受賞した長編映画を楽しむことができました。またアルザス地方の解放に向けての連合軍側の作戦にて北アフリカ出身の兵士達が勇敢に戦った知られざる歴史の一側面を知ることができました。


2016.07.22
岡正浩氏による講演会

岡正浩氏による講演会7月22日(金曜)在日アルジェリア大使館にて岡正浩氏による、講演会が開催されました。同氏は三井物産のプロジェクトマネージャーとして、1977-1980までアルジェリアの地方都市MILAにて磁器工場の建設と運営に携わりました。講演は多くのアルジェリア人を雇用したこの画期的なプロジェクトの経験談でした。ベンシェリフ駐日アルジェリア大使はMILAに生まれ育ち、このプロジェクトを鮮明に覚えておられますので、この講演会は再会の機会でもありました。岡氏よりパワーポイントによるプレゼンテーションの後、同大使より現在のMILAの由緒ある街並みの模様につきスライドにて紹介がありました。当時のアルジェリアで若い男女が同じ作業場で働くことは殆どありませんでしたが、これがこのプロジェクトにより可能となり、社会的なインパクトも大きかったなど、同大使から興味深いご指摘もありました。


2016.06.04
第7回日本アルジェリア協会定例総会

img.jpg6月4日(土曜)在日アルジェリア大使公邸にて第7回アルジェリア協会定例総会が開催されました。会長より2016年の活動として、講演会、アルジェリア料理教室、アルジェリア映画の鑑賞会等が予定されている旨の説明がありました。ベンシェリフ大使からご挨拶があり、新年度協会の活動に対する期待と支援の意向が表明されました。総会の後に同大使主催の懇親レセプションが開かれ、会員はアルジェリアのワインや野菜豊富なアルジェリア料理(クスクス)をご馳走になりました。


2016.03.18
ベンシェリフ大使ご所有映画の鑑賞
ベンシェリフ大使ご所有映画の鑑賞

3月18日、在日アルジェリア大使館にてベンシェリフ大使のご厚意により、同大使が所有されている映画を鑑賞する機会が設けられました。放映された作品はアルジェリア人作家ヤスミナ・カドラのベストセラー「昼が夜に負うもの」を映画化したものでした。参加者はアルジェリアの美しい風景を背景に1930年代から2008年まで展開するダイナミックな恋愛長編ドラマに魅了され、楽しむことが出来ました。なお、「昼が夜に負うもの」を含めヤスミナ・カドラの著作の多くは本邦にて和訳が出版されております。


2015.12.18
鵜戸鹿児島大学准教授による講演会

12.18.jpg12月18日(金)、駐日アルジェリア大使館にて鵜戸聡先生鹿児島大学准教授(日本マグレブ文学世話人)による講演会「文学から見たアルジェリア 日本人の眼から」が開催されました。講演を通じて、フランス語文学とアラビア語文学が併存し、また仏語圏アラブ諸国の中でも質量ともに圧倒的なアルジェリア文学の奥深さにつき、学ぶことができました。講演にて、20世紀初めの欧州系入植民による文学運動から、独立前後のアラブ人文学の興隆、そして現代にいたるまでのアルジェリア文学のダイナミックな流れにつき解説いただき、「国際アジア・アフリカ作家会議」等を介した日本との接点についてもお話しいただきました。