大 中 小 日本アルジェリア協会 | 協会ニュース

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2019.06.07
第10回日本アルジェリア協会定例総会開催


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2019年6月7日、在京アルジェリア大使館事務所にて第10回定例総会が開催されました。総会では、2018年度の活動報告と収支報告が行われ、次いで、5期10年会長職を務めた浦辺会長より、再選を求めない旨表明があり、神谷武新会長の就任及び理事6名の再選が承認されました。また、名誉顧問を置くとの会則改定が承認され、浦辺彬前会長が名誉顧問に就任しました。さらに、講演会予定、事務・財務体制強化を含む2019年度の事業計画と予算が承認されました。締めくくりに大使館主催のレセプションが行われました。


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2019.05.21
在アルジェリア小川和也大使による講演会

在アルジェリア小川和也大使による講演会

2019年5月21日、在日アルジェリア大使館事務所サロンにて小川和也大使による最近のアルジェリア情勢に関する講演会が開催されました。アルジェリア情勢が不透明の度を増し、我が国でも官民の関心が高まる中でのタイムリーな講演会で、通常の日本アルジェリア協会の講演会への出席者数をはるかに越えた多数の会員が出席しました。また、配布された資料をもとに複雑な情勢を整理してお話しいただき、アルジェリア情勢の最新の全体像を理解する貴重な機会となりました。講演はブーテフリカ大統領の退陣表明前後の全国的なデモの状況および権力中枢に対する国民の批判や失業率の高さなどの背景の説明にはじまり、次いで「ブーテフリカ後の政治経済情勢の見通し」、更に「我が国への影響と対応」につきご説明がありました。デモはスマホSNS中心の動員でリーダー不在だが平和的であること、現在国軍による暴力的な抑圧やイスラム過激派の浸透などは見られないこと、日本とアルジェリアの日常的な外交・経済交流は継続していること、などに言及があり、最後に、今後大統領選挙を経て、憲法改正が行われ、アルジェリアがより自由で開かれた市場経済へ移行することへの期待が表明されました。


2019.01.10
伊高教授による講演会

伊高教授による講演会

2019年1月10日、在日アルジェリア大使館事務所にて伊高健治弘前大学教授による講演会「サハラソーラーブリーダーを目指した太陽電池シリコンプロセス」が開催されました。伊高教授は太陽電池、蓄電材料などのエネルギー変換原料の研究を進めるとともに、サハラ砂漠をはじめ砂漠地域に多く存在するケイ素資源を使用した太陽電池用シリコン製造の研究開発を進めておられます。講演会では、太陽電池で発電がおこなわれる物理・化学的な原理につき、専門外の会員にもわかりやすく説明頂きました。また、将来はサハラ砂漠にてシリコンを使用し、膨大な太陽エネルギーを活用した発電を行い、世界の発送電網をネットワークのようにつなぎ、全世界の電力需要を賄うという壮大なプロジェクトにつき、可能性や課題について語っていただきました。講演終了後、大使館のご厚意により参加者にアルジェリア風の軽食・菓子が提供されました。


2018.10.19
桃井治郎准教授による講演会

桃井治郎准教授による講演会

10月19日、在日アルジェリア大使館サロンにて桃井治郎中部大学准教授による、「19世紀初頭のアルジェの変容」と題する講演会が開催されました。1515年から1830年までオッスマントルコ帝国に従属しながら太守(デイ)の下で独立性の強い統治が行われていたアルジェ(the Regency of Algiers)の歴史につき、米国および西欧列強との関係の変遷を中心に、お話がありました。英国海軍によるアルジェ砲撃並びにヨーロッパ人に対する北アフリカでの海賊行為に対する米国および西欧列強の対応など、我が国では、この時代のアルジェリアの歴史については、断片的には情報を得る機会があっても整理して学ぶ機会はほとんどありません。当時の絵画や地図を使った解説が大変勉強になりました。


2018.07.12
私市日本アルジェリア協会理事による講演会

私市日本アルジェリア協会理事による講演会

7月12日、在日アルジェリア大使館事務所にて私市正年理事(上智大学名誉教授)による「ザーウィヤの青年たちとアルジェリア・ナショナリズム運動の再考」と題する講演会が開催されました。私市理事より、これまでアルジェリア・ナショナリズム研究では軽視されがちであったザーウィヤと呼ばれる民衆イスラーム組織がアルジェリア独立運動を発展させる上で果たした役割について、その機関紙Al-Ruhに焦点を当てて解説いただきました。1945年5月8日のフランス軍によるアルジェリア人虐殺事件をはじめとするフランスの植民地支配を激しく非難し、この植民地支配に対し宥和的に振る舞うアルジェリア人を批判するなど、アルジェリア独立の機運を高める上でザーウィヤの青年たちが、先駆的役割を果たしたことが分かりました。


2018.06.01
第9回日本アルジェリア協会定例総会開催

第9回日本アルジェリア協会定例総会開催

6月1日、在日アルジェリア大使館事務所にて第9回定例総会が開催されました。冒頭会長より、日本アルジェリア協会は、アルジェリアの日本での知名度とイメージを少しでも高めるために活動を開始したとの、2009年に活動を開始した背景事情につき説明がありました。活動を開始した当時の会員は仕事上アルジェリアとのかかわりのある方がほとんどでしたが、最近2-3年は、これからアルジェリアを知りたいという"新しいアルジェリアの友人"の入会が増えております。日本アルジェリア協会は、これら新しい会員の入会を歓迎しております。
総会終了後、駐日アルジェリア大使主催の懇親会が開催され、アルジェリア風のおつまみやお菓子をいただきました。


2018.03.09
「インベルベルの日本人」上映会

「インベルベルの日本人」上映会

3月9日、在日アルジェリア大使館サロンにて故小堀巌先生を偲んで、ドキュメンタリー映画『インベルベルの日本人』上映会が開催されました。故小堀巌東京大学教授(1924~2010年)は国際的に著名な乾燥地研究の研究者であり、アルジェリア独立に先立つ1961年以来、幾度となくアルジェリアに渡航し、フォガラと呼ばれるサハラ砂漠の灌漑システムの研究に取り組みました。その調査の拠点となったのがアルジェリア国内でも知る人の少ない小さなオアシスの集落であるインベルベルでした。映画を通じ、同教授と地元の人々との暖かい交流や信頼関係、同教授の研究に対する情熱や人生哲学を感じ取ることができました。


2018.01.26
豊田浩志氏による講演会

豊田浩志氏による講演会

 1月26日 在日アルジェリア大使館サロンにて豊田浩志上智大学名誉教授による「アルジェリア人アウグスチヌスの足跡を訪ねて」と題する講演会が開催されました。  豊田氏より、西欧の研究者はこれまでアウグスチヌスを自分たちと同じ西欧人として描いているが、同氏はこの大思想家を北アフリカ人であると考えているとの興味深いお話しを伺いました。また、豊田氏は年末にアルジェリアのローマ時代遺跡関連を訪問し、アウグスチヌスの足跡をたどる旅より帰国したばかりであり、同氏が訪問中に撮影した美しいスライドを楽しむことができました。  アウグスチヌスはアルジェリアのThagaste に生まれ、Cartagoにて大学教育を受けるがギリシャ語を学びそこねたため、ミラノにて挫折したこと、また、北アフリカの故郷へ帰郷後二度とイタリアに足を踏み入れず、北アフリカを自分の活動の場所とし、大量の著書書簡説教集を残したことなどを学ぶことができました。


2017.07.14
大前正也氏による講演会

大前正也氏による講演会

 7月14日、在京アルジェリア大使館サロンにて大前正也氏による「海事教育分野の技術協力を通じて培った仲間意識」と題する講演会が開催されました。同氏は1990年から1994年の第1期および2012年から2015年の第2期を通じて、ブイスマイル(アルジェより約45km西方)における上級船員養成学校を支援する我が国のODAプロジェクトに携わりました。四半世紀を超えるアルジェリアとのお付き合いの経験談を伺い、お話は、黒マグロおよび松茸などアルジェリアで豊富な和食の食材にまで及びました。日本側では神戸大学が前期上級船員養成学校の大学院教育向上を支援してきており、左記はアルジェリア側カウンターパートによる、神戸大学学長表敬訪問の際の写真(大前氏は二列目向かって一番右)です。


2017.06.02
第8回日本アルジェリア協会定例総会開催

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6月2日(金曜)在日アルジェリア大使公邸にて第8回アルジェリア協会定例総会が開催されました。2016年度の活動報告、会計報告および2017年度の事業計画・予算が了承されました。また、前年度の理事が新年度の理事として再任されました。また定例総会の機会に入会する新規会員もかなり出席し、ベンシェリフ大使よりご挨拶のなかで歓迎の意が述べられました。総会の後に同大使主催の懇親レセプションが開かれましたが、今回の総会はラマダンの期間に開催されたので、会員はアルジェリアのイフタール(断食明けの食事)をご馳走になりました。